MENU

クレハ環境の技術

  • HOME
  •  >  難廃棄物処理のトッププレーヤーとして01
安定操業からゼロエミッションまで幅広く対応

概要

廃棄物コンサルティング事業

大手化学メーカーのお客様が、安定操業とゼロエミッションという二つの課題を抱えていました。安定操業では生産時に出る廃棄物をコンスタントに処理する必要があるものの、ゼロエミッションでは廃棄物をリサイクルするなどしてゼロに近付けなければなりません。廃棄物を継続的に処理する安定操業と廃棄物そのものを減らすゼロエミッションは相反する課題とも言えますが、独自のネットワークを活かして、その両立を図った解決策を提案しました。

  • クレハ環境の社会的役割

    クレハ環境は廃棄物のリサイクルより、リサイクルできない物の無害化処理を得意とする企業です。社会的にはこのリサイクルできない物の無害化処理するという点において、大きな役割を担っていると考えます。ただ今回のように、無害化可能でも処理せず再利用を目指す場合は、クレハ環境だけでなく他社の事業やサービスも含めて解決策を提案してきました。業界内各社の得意分野を組み合わせて対応することも、クレハ環境が担うべき重要な社会的役割なのです。

  • 01

    無害化焼却処理を
    得意とするクレハ環境

    クレハ環境の得意分野は、大出力の焼却炉による処理です。そんな私たちのリサイクルは、焼却後の灰を路盤材や護岸材などに再利用することが基本となります。しかし、廃棄物によってはコストや燃料を費やすより、もっと効率的なリサイクル方法があるかもしれません。ゼロエミッションについてはこういった観点から、どんな形で再利用すべきか調べて提案を行いました。

  • 02

    ネットワークも生かして
    安定操業を支える

    安定操業の面では、クレハ環境では長期メンテナンスなどで処理できない期間もあることが懸念となっていました。その際には、代わりに処理を行える別の施設を手配しています。リサイクルや処理施設の稼働など、クレハ環境のみで解決することが難しい場合には業界内のネットワークを生かして対応。お客様のご要望によりよい形でこたえ、安定操業とゼロエミッションという二つの課題をバランスよく解決できるような提案を行っています。

03

社会の要請であるゼロエミッションにも対応

クレハ環境がリサイクルを得意とする訳ではないため、相談件数は比較的少ないのかもしれません。ただ「廃棄物として処理していた物を再利用できないか」という問い合わせは増えています。主な内容はプラスチックの再利用やアルコールを燃料にリサイクルしたいといったものですが、クレハ環境としてはそういった動きも社会の要請として受け止めています。

  • 04

    廃棄物コンシェルジュとしての対応力

    今回の案件では他社とのネットワークも活用することで、クレハ環境の代わりに処理できる搬入先やリサイクル推進策まで提案することができました。安定操業に加えてゼロエミッションまで解決できたことで、お客様が抱えている個別の課題についても相応に幅広く対応できるのではないかと思います。クレハ環境では廃棄物処理の専門知識だけでなく、業界各社の情報についても広範囲に把握。その蓄積によって多様なご相談への対応を可能としているのです。

05

マッチングシステムで適切な委託先を検索

クレハ環境はこれまで、業界内の交流などを通してどの会社がどういった分野を得意としているのかについてその理解を深めてきました。お客様から問い合わせがあった際には、最適なマッチングを図ってコンサルティングすることも可能です。社内には従業員個々のネットワークが共有されるアプリも設けており、条件に合った委託先が見付かった際には信用調査まで行っています。

  • 06

    安心感を与えながら
    お客様と業界をサポート

    そもそも世の中によく知られている廃棄物処理会社は、そう多くありません。しかし、クレハ環境はクレハグループの一員でもあることから、お客様にも安心して処理を任せていただけるのではないかと思います。業界内には規模の小さい会社が多いだけに、そういった同業者について相談されることも少なくありません。そういったときにはクレハ環境が仲介することで、お客様に安心感を与えながら業界全体への理解も深められるのではないかと思います。