MENU

事業案内

廃棄物処理事業

泡消火薬剤、
PFAS(PFOS・PFOA)処理

特定PFASの処理はクレハ環境にお任せください
(ウェステックいわき、ウェステックかながわ)

ウェステックいわき・ウェステックかながわは、「PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」に準拠し、分解率99.999%(5ナイン)以上であることを確認しています。2011年度に本格処理を開始し、5,000t以上の処理を進めてまいりました(2024年4月現在)。

  • そもそもPFASとは?

    PFASは、近年注目を集める有機フッ素化合物の総称です。撥水性や熱に強い特性を生かし、泡消火薬剤やフライパンの加工等、多様な工業製品に利用されてきました。その中でも、人体への有害性が認められたPFOS、PFOA、PFHxSは特定PFASと呼ばれ、化審法の第一種特定有害物質として製造や使用に制限が設けられています。
  • どのようなものに特定PFASが含まれているのですか?

    使用・生産が禁止される以前は、消火薬剤に広く使用されていました。その他にも、半導体用反射防止剤や金属メッキ処理剤など、多くの工業製品で使用が確認されています。また、最近ではこれらを使用した施設から排出される活性炭から検出されるケースも報告されています。

PFAS処理フロー

PFAS含有廃棄物の回収から収集運搬、無害化処理まで一貫して対応いたします。

【泡消火薬剤の処理フロー】

回収
薬剤の入れ替えや消火装置の更新の際に、対象となる消火薬剤を回収させていただきます。ローリー車での回収に加え、IBC容器・ドラム缶・ポリ容器等への抜き出しも可能です。抜き出し後のタンク洗浄についてもご相談下さい。
  • 泡消火薬剤の
    貯蔵タンク
  • オープンドラムに
    内袋を装着
  • タンクからの
    抜き取り作業
  • タンクの
    洗浄作業
  • 銅製容器で
    養生
収集運搬
回収した薬剤は、十分な漏洩対策を実施し自社の焼却施設へ運搬します。
  • ポリ缶
  • IBC容器
受入保管
搬入時に漏洩がないことを確認し、不浸透措置を施した専用の保管施設で保管します。
  • 屋内保管施設
  • 鋼製容器で養生
  • 床面の不浸透措置
焼却無害化
技術的留意事項に準拠し、焼却処理により無害化いたします。ウェステックいわき、ウェステックかながわ両拠点での対応が可能です。

処理実績と対象範囲

  • クレハ環境は、2011年度よりPFOS含有廃棄物の本格処理を開始し、これまでに5,000t以上の処理を進めてまいりました。その後、PFOA含有廃棄物についても同様に処理を開始し、2024年12月には実証試験でPFHxSの無害化を確認しております。
  • 処理施設PFOSPSOA
    50ppm未満 50ppm以上 50ppm未満 50ppm以上
    ウエステェック
    いわき
    ウエステェック
    かながわ

    ◯:処理可能